なぜそのフレーズを弾くのか

こんにちはベース講師のキヒラです。

今回のタイトル
なぜそのフレーズを弾くのか?
考えたことありますか?
我々は日々ベースを練習していて
できない壁、理想とのギャップに遭遇していると思います。
3フィンガーができない、スラップができない、、
など
色々な悩みを抱えてレッスンにきてくださる方がいますが
僕はまずこう聞きます。
「なぜスラップをするのですか?」と。
嫌味でもスラップ苦手な僕のひがみでもありません。
ここが大切だと思っているからです。
例えば答えがラリーグラハムみたいになりたい!フリーみたいになりたいとかなら
じゃあ一緒にスタープレイヤーのビデオを観て勉強しよう!一番かっこいいと思う曲を教えてください!
となりますし
バンドの曲でスラップやれと言われたから、とかなら色んなプレイヤーをみてフォームを研究しよう!
というところからはじまります。
残念だ、と感じてしまう答えは(答えや人格を否定する意味じゃないですよ)
なんかわからないけど
スラップできるようになりたいから。必須の技術だと思うから。
など。です。
なぜこれが残念だと感じるかというと
一番はやっぱり趣味は楽しむもの、仕事じゃないので
やりたい事だけやればいいのに。と感じるのが一つですが。
そしてもう一つ、これが大切なのですが
そういう方に多い傾向としてスラップってなにかよくわかっていない。
スラップでプレイされている曲を一曲も知らない。
という状況。
これはゴールもしらずにマラソンさせられてる状況。
さて、どうなったらスラップ”できた”になるのでしょうか。
目標タイムでるまでエンドレスで走るよ。
と言われてるがはたしてどこからどこまで走った時のタイムだろうか、まず目標タイムとは何時間だ?
という状況です。マラソンに例えると恐ろしいですね。
ゴールが大事なんです。音のイメージ。どういうプレイをしたいか。が一番大切です。
だからラリーになりたい!フリーになりたい!とかで来てくださる方は自分の中でヒーローが定まっていて
出したい音も頭には鳴ってるからあとはアウトプットの作業だけなんです。
そして、なぜそのフレーズを弾くのか、考えてみましょう。
ドカドカのメロコアでスラップはハマりません。
(ミクスチャーというジャンルに混ぜ込んでその表現をされている方もいるにはいますが)
やらないことはないですが所謂教則本に載ってるようなスラップフレーズはジャズやレゲエには合いません。
つまりそういうジャンルをプレイする人にはほぼ不要です。
ラリーもフリーもきちんとドラムパターンやギターフレーズを考慮して
スラップが必要な場面でスラップしてるんです。
フリーなんて意外とスラップしてる場面は少ないですし、
ラリーもずっとスラップしてる人のイメージですが
プラッキングは入れてない場面が多い。
スラップってそんなに万能な奏法じゃないんですよ。
(もちろん万能にしようと果敢にものすごいことに挑戦されてる方も世界中に沢山いらっしゃいますが。)
基本を習得したところであまり使う場面は多くないです。
折角練習したのに一切使わない、は勿体ないですよね。
その努力ができる集中力をお持ちならもっと別の部分で生かしましょう。
スラップが輝いているフレーズがあって、
それを弾きたいからスラップを練習する。
入り口はここがとても大切だと思っています。
なので
なんかわからんけどスラップやりたいって方は
まずは一曲、弾きたいフレーズ探してみましょう。
そして理想は自分の中でのベースヒーロー。スタープレイヤーを見つけれたら最高ですね。
実はここまでできたらスラップ習得の道のりの半分くらいにはきてると思っています。
そして音楽を聴く力も養われるし自分の世界も開けて
一石二鳥です。
闇雲に頑張って基礎練するより簡単でしょう?
ここまでくればきっともうすぐ。あと一歩はレッスンで一緒に練習してみましょう。