アンプをメモるのを辞めたら音抜けは良くなる。

 

こんにちは。ベース講師のキヒラです。
さて。今回はベースアンプの音作りについて。
この質問はほんとに多いです。
それだけ悩んでる方が多いということですね。
キヒラさんのアンプのメモリを教えてください。と聞いてくださったり、
ライブを観ていただいた方がアンプのツマミを確認してくださったりもあります。
が、結論からいうとほぼ僕はほぼフラット。
なんならスルースイッチがあればスルーしちゃってるときもあります。
これを聞くとえぇ、、みたいな、納得いく答えがなくてガックリきてる方もいますが、
けしてこれはサボってるわけではなく。理由があります。
例えばリハーサルで最高のサウンドを作れたとして、
ステージでは全く同じ個体のスピーカーですか?
PAさんは同じ人でしょうか?
部屋の大きさは?壁の材質は?
恐らく全てが変わる。と答える人が大半だと思います。
これだけ変化してしまう要因があるのにアンプだけが全く同じ!
にしたところで全く同じ音になるでしょうか?
恐らくならないでしょう。
僕のアンプの使い方はそのズレの修正。というイメージです。
こういう理由で僕はアンプをメモるのを全く勧めていません。
(もちろん、スピーカー込みで自前という方以上に条件を揃えられるなら意味があると思います)
そして先程述べたように環境による変化。
一番大きいのはスピーカーと部屋だと思います。
例えば、家にあるオーディオで試してほしいのですが
足の下にインシュレーター(土台)を置く。
その数や素材。また置く台自体も変えてみてください。
軽い木。空洞のボックス、アルミの台、
またはスピーカーと壁の距離。
これだけの変化で
劇的に音が変わるのを実感していただけると思います。
(余談ですが、安物のコンポだからいい音がでない。と諦めてる方は置く場所や置く素材、設置面積などにこだわってみてください。
きちんとした使い方をすれば必ずそれなりの音は出せるはずです。)
スピーカーはアナログな手法でこれだけ変化します。
ベースを弾く際も
アンプのメモの前にこういうアナログな部分を意識してみましょう。
低音が広がりすぎるときは床や、壁との距離に問題があることが多いです。壁と離したり、台の上に置いたり。
どうしても低音が膨らんでしまって音の輪郭がみえないときはそこでやっとEQをいじります。
あとは部屋の壁の材質や天井の高さ、広さもかなり音に影響されます。
経験上音に悩んでるという方の演奏を見させていただくとほとんどが部屋の大きさに対して音量を出しすぎ、という場合が多いです。
基本はドラムや管楽器がある場合は生楽器の音量に合わせましょう。それで充分です。
アンプは最低限の音量にして、それでも足りなければモニターで返す、というのも試してみてください(その場合のモニターの置き方も注意)
というのもベースアンプは音量を出しすぎると低音が出すぎるケースが多いです。低音がですぎて音の輪郭がぼやけて結果、聴こえない、、と感じてしまう場合が多いんですね。
それと、ギターアンプにも注意です。
ギターアンプは基本的に直線的に音が飛ぶので
ギターアンプの正面にあたる場所に立つとギターが爆音に聴こえます。
その場合は音量やEQを弄る前に立つ位置を変えましょう。
このように、アンプを弄らなくても音ってかなり変えられます。
まずはそこからはじめて、アンプはあくまで微調整。
この意識があればかなりアンサンブルにおける音の悩みは解決されるのではないでしょうか?
是非、音にお悩みの方は試してみてください。