2020年11月6日版紀平流練習論

こんにちは。ベース講師の紀平です。

今回は練習方について、生徒さんに質問されたので
お応えしようかと。

いままでは基本的にそんなこと聞かれてもだいたいはぐらかしてましたが
最近はしっかり答えたりしてます。
いままでよくされる質問をまとめてみました。

僕自身考えやらなんやらはどんどん変わるので
あくまで今の僕の考えです。
そして自分が正しいとも思っていないです。
なので話半分に聞くように。

Q.個人練もスタジオに入ったほうがいいでしょうか?

A.はい。アンプとヘッドホンで聴くライン音では音の出方が全然違いますし、
実際に鳴らす音量に慣れておかないとタッチも変わるような。と最近感じていて
自分は最近めちゃくちゃスタジオで個人練しています。

Q.クリック練習はしたほうがいいですか?

A.クリック練習は大切ですが、クリックに頼りすぎはよくないかな。と最近感じています。
クリックがないとキープできない、グルーヴしない、というのはクリックを使わないライブの現場で100%のパフォーマンスができていないということかな?と感じています。
なのでクリックで練習したフレーズ。そのあとにクリック無しで弾いたフレーズと2パターン録音して確認したりしています。

Q.クリックで裏拍で鳴らすのをできないといけないですか?

A.これも先ほどの話にも通じますが
裏拍で鳴っているクリックに乗っかるような練習になるならやらなくていいと思っています。
裏拍を鳴らすのは表を自分でとるということ。
逆に表拍を鳴らすのは裏拍を自分でしっかりとることに繋がるのでどちらも同じくらい大切だと感じています。
なので裏拍でとれる=優れているではありません。

そして必ずしも裏だけでなく
2拍4拍だけ、さらには4拍だけ。など様々なパターンでもキチンと自分でキープできるようになるのが大切だと感じています。
クリックは補助輪のようなものと考えています。

Q.耳コピができません。

A.正直僕も苦手です。これは慣れがとても重要です。
ですが、ことベースに限っていうと
耳コピができない=音感がない。ではなく。
音源の音そのものが聴こえづらい、音源自体の音程感がわかりづらい、など別の要因があることが多いです。

実際に以前、絶対音感をもっているピアニストにベースがコピーできないんだけど、、と相談されたことがあります。
つまりそういうこと、絶対音感があっても物理的に聴こえないなら音を録りようがないです。

なので最初はピッチやイコライザーを弄ったりして音を聴こえるようにする、確実にベースが聴こえている音源を探すなどをすることをオススメします。

Q.アドリブの練習ってどうしたらいいですか?

A.これは永遠の課題ですが、シンプルなところでいうとアドリブは実践。ガンガンセッションなどに出掛けることをお勧めします。
家でやれる練習としてはオケを作ってひたすらループさせてその上で練習など。ですかね。
オケを作るのが難しい方はi real proなどの伴奏を作ってくれるアプリや。ジャズならジェイミーという古くからあるマイナスワン教材を使ってみましょう。

教則本などにも言えることですが
アプリなどなんでもお金で買えるものは買っちゃいましょう。時間のほうが遥かに大切です。
そんな教材を使いながら自分でもオケを作る練習してみてはいかがでしょう?

Q.自分のプレイが正しいかどうかわからない。

A.これは皆さん悩むと思います。
事実プレイしている人間と客観的に聴いてる人間で捉え方は大きく変わります。

解決法はとにかく録音、録音、録音。なにをするときも細かくメモする癖をつけましょう。
そうすればプレイしているときにも客観的な聴こえ方がイメージできてくるようになります。

あとは僕は録音したものを一日置いて聴く、
ヘッドホンで聴く、スピーカーで聴く、など色々な聴き方をします。
そうする事で色々聴こえ方が変わるのを実感できると思います。

ということで、ざっとこんな感じでしょうか。

よく聞かれる質問をまとめてみました。

先程も書きましたがあくまで現時点での僕の考え。
絶対的な答えはないと思います。

ただきっとずっと変わらず言えることがあるとすれば
なにか新しいことはどんどんチャレンジしてみるべき。

納得いかない事も、意味が理解できないことも
色々やってみましょう。
そうすることで見える景色が変わることは絶対にあります。

色々考えすぎてなにもせず、ここでじっとするか、
色々挑戦してみてもっと視野を広げてみるか、
どっちがいいですか?