今回はセッションでよく演奏される定番曲の中から、初心者の方がはじめに練習するのにオススメの曲をセッション主催者の観点からランキング形式で解説いたします。
一口にセッション定番曲といえどもその数は膨大にあり、今もさらに新しい曲が増え続けています。
今回は演奏頻度、演奏難易度の点を考慮して選択いたしましたので是非、これからセッションに参加したいと考えている方は今回の記事を参考にご自身のレパートリーを増やしてみてください!
目次
セッション初心者におススメの曲
5位 Just The Two Of Us
メロディが綺麗で覚えやすいのでソロはメロディのフェイクを基本に組んでいくとメロディアスな演奏をやりやすいでしょう。
間に挟まれるインタールードのあとに2/4が入るので注意が必要です。
4位 Chicken
スケール一発とはいかない少し難しいコード進行ではありますが、毎回”キメ”を演奏するため迷子にはなりにくいのでコード進行に対してのアプローチを練習するのに最適な楽曲でしょう。
また、基本的にはブルース的なアプローチで演奏できる楽曲なので、ブルースからファンク系に挑戦する方も馴染みやすい曲です。
3位 Cantaloupe Island
モードの曲ではありますが,
進行がゆるやかなので、様々なアプローチを練習できる楽曲。
ジャズのセッションでもファンクのセッションでもどちらでもよく演奏される為、覚えておけば様々な場面で演奏できます。
2位 Chameleon
2コードのみでスケール1つのみで演奏できる所謂一発ものの代表曲。
毎度挟むキメも演奏していて楽しいのでオススメ。
シンプルなコード進行のほうがリズムで様々なアプローチを試せるので今後色々覚えた時にもさらに色々挑戦できます。
1位 Cissy Strut
コード一発のみのファンクらしい楽曲。
複雑なコード進行が一切ないのでリズムと演奏に集中できるので、ファンクの醍醐味を感じられます。
これからソロを練習したい方におススメです。
練習のポイント

まずは楽曲を覚える
セッションはアドリブの演奏。
といえど、楽曲をキチンと理解することは大切です。
リズム、コード、メロディをキチンと演奏できるよう練習しましょう。
アドリブをする際にもこの楽曲をキチンと理解する工程はとても効果があります。
マイナスワンをひたすら回す
現代はありがたいことにYouTubeなどにマイナスワン音源(カラオケ)がたくさんアップされています。
何コーラスも回してくれているものが多いのでそれに合わせてアドリブをとる練習をしてみましょう。
この際に意識する事は実践を意識してミスをしても止めないこと。
このクセをつけておけば実際の演奏でも多少のミスをしても同様せず建て直せるようになります。
様々なアプローチを試す
最後はリズムを変える、テンポを大幅に変える、など
様々なアプローチを試してみましょう。実際のセッションで演奏するアイデアが生まれるかもしれませんし、
対応力を鍛えるトレーニングにもなります。
まとめ
今回は初心者さんにおすすめの練習曲をランキング形式でご紹介いたしました。
もちろんこれ以外でも好きな曲があればそれから初めていただいて問題ありませんが
今回ご紹介した曲はセッションではほぼ確実に演奏される曲なので覚えていて損はありません。
是非、今回の記事を参考にご自身の演奏のレパートリーを増やしてみてください!