その日の参加者で一緒に演奏するジャムセッション。
アドリブ演奏があることと、リハーサルもなしに演奏するので時には演奏が崩壊してしまうこともよくあります。
今回はそんなセッションでやらかしてしまったよくある失敗例と失敗しないためのコツを
セッション主催者の観点からご紹介いたします。
今回の記事ではその対処法も併せてご紹介いたしますので、参考にしてみてください!
目次
セッションでやらかしてしまった失敗談
セッションでやらかしてしまう失敗談8 違うキーで演奏していた
これはよく聞く失敗例です。
セッションの曲は原曲と違うキーで演奏されたり、様々なバージョンがあったりと
始まってみるといつもとキーが違う!というのはよくあります。
事前にキーを確認するクセをつけておきましょう。
また、違うキーではじまってしまった際は遠慮せず曲を止めて仕切り直しても大丈夫なので、無理せずちゃんと申告しましょう。
セッションでやらかしてしまう失敗談7 曲のコードを見失った
いつも音源に合わせて演奏していて、もう余裕で弾ける!と思っている曲でも、
周りが原曲と違うことをしたりするセッションでは急に分からなくなってしまう事はよくあります。
音源だけでなく自分でコードを演奏する練習をしてみるのもとても効果的ですし、緊張で、見失うこともよくあるので
とりあえず、リラックスして演奏することを心がけましょう。
セッションでやらかしてしまう失敗談6 ソロが終われなくなった
これは必死でソロを取るあまり、次のひとに渡すためのキューを出す余裕がなく、
ソロを何周もするハメになったというもの。
きちんとサイズが決まっているジャズなんかで本当によくありますね。
解決法としてはどこまでソロを取るか事前に決めておいて、多少強引でもそこで終われるように終わりのフレーズは準備しておきましょう。これだけでかなりやらかす可能性を減らせます。
セッションでやらかしてしまう失敗談5 始まってみると知らない曲だった
これはたまにありますが起こってしまうと悲惨ですね(笑
同名の曲も数多くありますし、知らないバージョンだった、、知らないセクションがある、、、
なんてこともよくあります。
始まる前に譜面を見させてもらって確認するなどしたらトラブルは減らせるでしょう。
まあしかし、なってしまったらしょうがないです、、。
セッションでやらかしてしまう失敗談4 拍がズレて戻れなくなった
これは一番多いやらかしでしょう。
リズムが複雑な曲や、ドラマーが複雑なビートを演奏してしまうことでよく起こります。
特にドラムソロ明けなどは要注意です。
基本的にはドラマーかベーシストの動きを見てリカバリーできればいいですが
本当にわからなくなった場合は一度演奏を止めて、周りをよく聴いてから戻るのもありです。
しかし、こういう事故も含めてセッションの面白いところ。やってしまっても焦らず落ち着きましょう。
セッションの現場でやらかさない為には
とにかく落ちつく
これに尽きますが、やはり緊張もあるので落ち着けと言っても難しい場合の方が多いでしょう。
ただ、不要な緊張を減らすための準備はできます。
意識していつも同じ環境を作る
- 慣れている曲でも譜面を置いておく。
- ステージでバタバタしないためにセッティング、チューニングはあらかじめ行っておく。
- 自分の最適な音量感を把握しておく。
など、意識していつもと同じ環境を整える事でテンパってしまうリスクは格段に減らす事ができます。
あとはセッションはリハーサルのないぶっつけ本番のもの。事故が起こるのは当たり前。
それも含めてセッションの醍醐味だと思って、楽しみましょう。
まとめ セッションでやらかしてしまった失敗談
今回はセッションでやらかしてしまった失敗談をまとめました。
セッション主催者である筆者もこれは全て経験があります(笑
なんども言いますがセッションはやらかしてしまうもの。
失敗するリスクは減らせますが、みんな経験する事なので思い詰めず、その失敗も楽しんでみてください!
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