こんにちは。STRINGS PLUSベース講師のキヒラです。
コロナ禍でオンラインレッスン需要が増える中、音声をラグなくやりとりできることから
我々講師がレッスンする上でかなりお世話になっているYAMAHAの無料ソフトSYNCROOM(旧NETDUETTO)。
しかしいままではPC用のためスマホのみで受講されている方は利用できませんでいたが
今回ついにIOS版をリリース!
これでスマホやタブレットのみでレッスンされていた人もSYNCROOMを利用できるようになりました。
今回はそんなIOS版のSYNCROOMがどれくらい快適につかえるのか実際にテストし、PC版と比較しながら解説していきます!
オンラインレッスンを検討されている方は是非参考にしてみてください!
目次
実際のテスト
・4G回線
・インターフェースは使用せずI phone純正イヤホン
で検証してみました。
【実際のアプリ画面】
PC版より凝ったデザインの画面ですね。
実はこれデザインがオシャレになっただけでなく
アイコンを上下に動かす事で音量の調節ができるようになりました。
手前に配置すれば大きく、後方に配置すれば小さくと、音量の関係がより視覚的にわかりやすくなっています。
【回線チェック機能が追加】
実際にセッションを始める前に自身の回線状況がどれくらいのものか調べる機能が追加されていました。
ちなみにテスト時の診断結果はB。(スクショとり忘れのため画像は別日のものを使用しています)
やや遅延がありますが、セッションができる可能性がありますとの表示。
事前にチェックできるこの機能はありがたいですね。
【ドラムマシン機能が追加】
PC版にもメトロノームの機能がありましたが、メトロノームに加え、ドラムマシンの機能もありました。ベーシストとしてこれはありがたい。
肝心の内容はというと、少しうーーんとなるところでした(笑
ですが無料でこのクオリティはすごい。
【入力レベルやリバーブの設定もできる】
もちろんPC版にもある入力レベルやリバーブは完備。
マイクによるレベルの違いの補正や、インターフェースを使用してライン直結の場合に
アプリ側で少しリバーブを足してあげられるのは地味にありがたいです。
【ラグのチェック】
PC版にもあるメトロノーム機能でテンポ110程でクリックを鳴らし、
それに合わせて生徒さんに手拍子してもらいました。
結果はというと、、
ある程度あっている!
もちろんシビアにみるのは厳しいですが
レッスンで曲に合わせて演奏するくらいは問題なさそうです。PC版でも同様ですが少しのラグがでる場合は設定で音質を落としてあげればかなりマシになります。
【結果】
最初はたまに通信が不安定になったりもしましたが、音質を落とせばかなり安定しました。
この音質も、落としたとはいえ気になるほどではありませんでした。
純正イヤホンのみでの検証でしたが音もクリアに聴こえ、レッスンでは全く問題ないレベルです。
PC版との違い
・いい点
・ドラムマシン機能がある
・音量が視覚的に調整できる
・回線チェックができるようになった
・悪い点
・バックグラウンド再生ができない
まとめ
使ってみた感想
今回テストでIOS版SYNCROOMを試してみましたが
気軽に扱えるのに内容は全然問題なく使えました。
実際の使用感もこれ単体ではPC版と比べて特に不便を感じることはありません。
しかし問題としてはやはりバックグラウンド再生ができないこと。
ZOOMなどとの併用はできません、、、
タブレットをお持ちの方でしたら併用してタブレットで映像を繋いだりもできますが
スマホ一台でやるとなると正直なところZOOMやSkypeのほうに分があるでしょうか。
どういう人に向いているのか
映像がないことはデメリットではありますが
ある程度演奏にも慣れてきて
講師とがっつりセッションしてアドバイスが欲しいという方等は
映像でなく音声だけのこちらでも全然問題ないかもしれません。
逆に初心者さん等はリアルタイムで一緒に合わせる事もあまりないと思うので
ZOOM等を使って映像で手元を確認しながらゆっくり着実にやっていくほうがあっているでしょう。
そんな感じで今回はIOS版SYNCROOMを試してみましたが
STRINGS PLUSでは生徒さん一人一人にあったレッスンを講師がしっかり考えてご提案いたしますので
オンラインレッスンやってみたいけど
どういう環境を整えたらいいのかわからない、、という方もまずは一度お気軽にご相談ください!