バイオリンメンテナンス Vol.3

こんにちは!
谷内です♪

今回はメンテナンス「指板」について。

「指板」とは左手で押さえる黒い板のところです。
この板、なんと凹むんです。

理由は至極当然、左手で押さえるからです。

理屈は当たり前なんですけどね。
木の板とはいえ、弾くたびに何度も指で押さえるわけですから、その積み重ねで、指で押さえる一定の箇所がどんどん凹んでいくわけですね。

そうなると「指板削り」が必要になります。

凹んでいないところを凹んだところにあわせて同じ高さに調整するわけですね。

しかしこの指板削り、もちろん永遠に削れるわけはありません。。。

僕はあと2回も指板削りを行うと、指板の交換が必要だと言われました。
(弦高がつきすぎるため、弾きにくくなるからですね、、!)

そうなるとこの指板、3〜5万は見積もる必要があるそうです、、!

とはいえ、僕は指のパワーも多少自信ありますし、めっちゃ弾いているのでこんな事になるわけなので、普通にしてりゃ早々に指板交換なんてないので、ご安心を。

もちろんメンテナンスなので、指板も美しくしていただきました。

上記写真はメンテナンス終わって半月程弾いた後に撮った写真なので、既にG線のとこが汚れてきてますね(笑)
小まめな自己セルフケアも必要ですよ!

指板は自身の「弾きやすさ」にも関わる大事な箇所になるため、楽器の選定やメンテナンス後の試奏では大事なチェックポイントになるので、しっかりおさえておきましょう!

次回は、、、昆虫の話ですね!昆虫!

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